makomakomama’s blog

いわゆるサレ妻のブログです。

28ページ/vs読心術

友達が旦那さんのことで悩んでいた。

オープンしたばかりの知り合いがやってるパン屋でお手伝いとしてバイトしたい!というのを頑なにダメだと断られていたから。理由は「すぐ潰れるかもしれないから」という根拠のないもの。

それをリーフさんにポロッと話したら「その旦那さんは、すぐ学歴聞く人ですか?」と聞かれて驚いた。

たしかに初対面で学歴を聞くような人で、私も聞かれた。でも上の文面と同じ内容しか伝えてないのに、なんでそこまで解ったの!?

興味津々に理由を聞いてみたら、また面白い話が聞けた。

大人になると学歴なんてなんの物差しにもならない。たとえ優秀な大学を出ていたってポンコツ社会人は山ほどいるし、中卒なのにやり手経営者金だってゴロゴロいる。

人の学歴を聞いて、すごいとか負けたと感じる人は、学歴に対するコンプレックスから、相手が自分より上なのか下なのかを気にしている。

そして学歴にコンプレックスがあるということは、常に社会的なコンプレックスも抱えるらしい。いい会社に勤めているのか?などは、まさにその延長でしかない、と。

その根本的な勘違いは、当然他の部分にも影響してくるから、パートナー選びや付き合いにも必ず何かしら関わっているらしい。

パートナーがどういう生き方をするのかはパートナーの自由。その「自由でいい」という感覚が欠如している人も多い…と感じることがリーフさんには多々あったようだ。こうでなければならない!という先入観に囚われやすい性格も多いらしい。

そして私の友達の話に戻る。

知り合いのパン屋はオープンしたて。実力はまだ未知数。学歴が全く関係ない職種。最初から知り合いを雇う方向。

この断片情報から「軽い気持ちで始めた」「都合よく友達に頼る」などなどネガティブな解釈をする人の場合、その経営そのものが気に入らない可能性があるな…と思ったから…と話していた。

リーフさんご自身も、久々に会った友達から「大きな苦労もせずにサクッと会社始めて、でかい家建てて、良い車乗って…」と嫌味を言われた経験があったらしい。

知らない人にとっては、実際どうだったのか?は関係なく、見えている結果や状態でしか判断しない。

もちろん大変な苦労があってここまで来てる人。それを知らないとそんな風に見えてしまうのか…でも一歩間違えたらそう考える人がいてもおかしくない。ちょっとわかる気がした。

それと全く同じ。なにも見えないからネガティブにしか見えない人なのかもしれない。すぐ潰れるかもしれないから…という先入観が、その人の思考のヒントだと思ったらしい。

すぐ潰れると思い込んでる上で、そこに行かせたくないという理由は"プライドが高い"以外にあまり思い当たらないと話していて、たしかに…と思った。

そういう断片情報から絞っていって「学歴を気にする人」に辿り着いたらしい。それをよく聞く人なら、すぐ潰れると考えそうだな…ということみたい。

うーん…どうかなぁ…って内心は納得しきれてなかったけど、なぜかいつもエスパーみたいに人を見抜くリーフさんだから、一応アドバイスを求めた。

「他の事業で成功してる人がバックにアドバイザーとしてついてるとか適当に言ってみたらどうですか?」とアドバイスを貰ったので、そのまま友達に伝えた。

後日、「じゃあいいよ…と1つ返事で旦那がOKしてくれた」とお礼と報告が来た。

マジか!?リーフさん怖っ!

っていう、ちょっと印象に残ってた話を書いてみました。